押井守、竜の子プロダクション、魁!!クロマティ高校、「機動警察パトレイバー」・・・
これらキーワードから何を連想しますか?
実はこれらは昨年映画で上映された映画「イノセンス」やその元となる「攻殻機動隊」で名をあげたアニメーション制作会社「プロダクションI.G.」に関する事柄(手がけた作品や、有名クリエイター、元となった母体)。
世界で”ジャパニメーション”といってもてはやされることも多くなってきた日本アニメですが、深く探ってみると意外と知らないつながりも多々あります。この本では、そういった日本のアニメーション業界について業界、クリエイターの相関図や有名どころの作品、現在公開中の作品の分析など日本のアニメーションについて広く網羅しています。また映画や伝統文化とアニメの比較なども書いていてアニメの意外な一面にも出会えます。
ともかく、アニメをこれまでそれほど見たことがなくてどこから手をつけたら良いかわからないという人にも、ある程度見たけど、クリエイターのつながりとか背景を知りたいという人にも、またアニメの要素についてみていきたいという人にもおススメの一著。
(文責:山中)
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