京都精華大学情報館見学レポート【福田】

いてはゲームのインターフェイスについても参考にしているのではないかという質問もでました。全体的にどのコンテンツもクオリティーが高く、とても学生が低予算で作成したものとはおもえませんでした。
 3階の閲覧室は、机が丸い形だったり、広い雑誌、新聞コーナーがあったりと、とてものびのびと学生が学んでいるような感じを受けました。絵本コーナーには子供たちが。大きな和室もあり、そこでは生徒たちはそれぞれ寝そべったりしながらゆっくりと時間を楽しんでいるようでした。また、3階ではサークルによる映画の自主撮影も行なわれており、芸術系の大学らしく生徒自身の自主性が高いと感じられました。
 2階の情報館メインフロアーには図書自動貸出装置や情報検索コーナー、そしてコミックコーナーがあります。土曜日であったにもかかわらず多くの生徒たちがまじめなかおで座ってじっくりまんがを読んでいたのが印象的でした。
 1階のAVセンターには映像資料コーナーや録音資料コーナーがあります。音楽CDやレコード、映像に関してはビデオからLDまでそろっており、個人視聴コーナーでそれらを楽しむ事が出来ます。それらについては新作もどんどん入れていっているとのことです。AVホールやAVスタジオ、AV制作室などの映像の作成、編集や公開するためのスタジオもあります。また、2階にはゲームコーナー、パソコンコーナーもあります。ゲームコーナーにはPS2が5台設置してあり、PS2で発表されたタイトルはすべてあります。このコーナーには子供たちが集まって
ゲームをしていました。
 地下1階は書庫になっています。雑誌のバックナンバーや移動書架、書庫、ワークルームなどがありました。また少女マンガのコミックコーナーもあります。
 情報館はもはや書籍のみに限らず、映像や音楽といったものから漫画やゲームまでたくさんのコンテンツの収集をおこなっています。学外からの利用者も多く、開かれた空間であることも印象に残りました。


■まとめ

 マンガとテレビゲームはコンテンツ的に似ているところもあり、牧野先生のお話は非常にためになりました。特に学会のお話は、テレビゲームをアカデミックに研究しようという、GAPの活動にも影響を与えるものだとかんじました。
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