第6回ゲームサロン
『ゲームアカデミズムの確立を目指して』~ゲームに対する偏見との闘い~
講師 茨城大学大学院教育学研究科卒 八尋 茂樹氏
【近藤】

の応用など、磨けば光る宝を前にして、私達は尻込みしている場合ではない。

 講壇では、熱く語っていた八尋氏だったが、我々GAPが保管しているゲームソフトを前にして、少年の笑顔に戻った。そこには、ゲームの偏見に対する闘いを続けている男ではなく、一人のゲーム好きな少年の姿が有った。安定した高校教師の座を自ら辞し、社会の種々の偏見から、孤軍奮闘する男。全てを投げ打って、「ゲームアカデミズム」確立を目指す八尋氏の闘いは、まさに今、始まったばかりだと言える。
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